南海道 土佐國 一宮 土佐神社に行ってきました。 神社マスター
阪神タイガースの秋季キャンプ見学前に参拝してきました。
まずは御由緒から調べてみました。
神社のホームページを見てみると、土佐神社の創祀については、明らかでありませんが、境内東北方のつぶて石と呼ばれる自然石を磐座として祭祀したものと考えられ、古代に遡ると言われています。亀元(1570)年には、長宗我部元親が、本殿、幣殿、拝殿を再興、安土桃山時代後の慶長六(1601)年には、山内一豊封をこの地に享けると共に以前の社領を免許し、二代忠義に至って摂社、末社を始め、鳥居、楼門、鼓楼を増築して、土佐の国最上の祈願所としましたとの記述があります。
長宗我部元親の再建御建立の現社殿が、本殿に向かってとんぼが飛び込む形にみたてたいわゆる入蜻蛉形式で、凱旋を報告する社という意味があると言われているそうです。
御祭神は味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)と一言主(ひとことぬし)です。
味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)は農具の鋤にかかわる開拓神であることから開運招福のご利益があるといわれています。
一言主(ひとことぬし)は一言であらゆる問題を解決できる神で調和をもたらす神とされています。
御神徳
開運招福(家内安全、農産繁栄、建設、政治などの神様とされ、更に、御功績により航海安全、交通安全、病院平癒の神様と称えられているそうです。
注目ポイント 1 輪抜け祓い所
大きな御神木の杉の木の輪切りにしたものをくぐって、心身を祓い清める場所で、切株でできた輪をくぐることで、心身が清められ、大木のような長寿を授かることができるそうです。
注目ポイント 2 しなねの森
早朝に参拝したので、朝日を浴びて神秘的な雰囲気に包まれていました。
良い感じです。
注目ポイント 3 しなねの森の大杉
幹回り約6・5メートルのご神木の大杉。
注目ポイント 4 つぶて石
ここの創祀は、境内東北方にある、つぶて石を磐座(いわくら)として祀られたという説もあり。味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)が土佐に流されたおり、まずは、御船を高岡郡浦の内に寄せたが、この地ではないと、石を投げ、その石が落ちた場所が現在の場所になったそうです。この辺りは蛇紋岩の地層からなりたっていますが、このつぶて石は珪石。全く異質で、聖石として崇められています。
巷ではパワースポットと言われています。
本殿や鼓楼、楼門は国の重要文化財に指定されており、神秘的な雰囲気のしなねの森やつぶて石に見どころは満載です。開運招福祈願の際には是非訪れてみては!
今回頂いた御朱印は
南海道 一宮一覧
一宮 丹生都比売神社 令和元年6月26日参拝
一宮 伊太祁曽神社
淡路國 一宮 伊弉諾神宮
二宮 大和大国魂神社
阿波國 一宮 一宮神社
一宮 大麻比古神社 令和元年11月9日参拝
二宮 大水上神社
二宮 小村神社