南海道 阿波國 一宮 大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)に行ってきました。 神社マスター
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今回は南海道 阿波國 一宮 大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)に行ってきました。
まずは大麻比古神社のホームページで由緒書の紹介から、
大麻比古大神とは、大昔阿波国を開拓した阿波の忌部氏(いんべし)の大祖先の神様のようです。神武天皇の御代に忌部氏の子孫が阿波国に入り国土を開拓して麻とか楮(かじ)の種を播いて麻布とか木綿をつくり郷土の産業の基を開いて人々の福利を進め、その御神徳をたたえて麻植の神と申して敬ってきたようです。
猿田彦大神とは天孫降臨(てんそんこうりん)の時その道案内の役をつとめられた神様で、昔大麻比古神社の裏に聳えている大麻山(おおあさやま)の峯にお鎮まりになっていましたが、いつの時代かはっきり判りませんが大麻比古神社に合わせまつられたと伝えられています。
猿田彦の神様は私共に親しみの深い神様です。おまつりの時、神輿(みこし)の先頭に立って天狗のお姿をして神輿の先導をされている神様で、人々や土地のまわりに立ち塞がり、災難や禍をもたらすものを祓い退けてくださる神様です。
大麻比古神社にまつられている二柱の神様を総称して人々は「大麻はん」と呼ばれ、方除(ほうよけ)、厄除(やくよけ)、交通安全の御加護をお授けくださる神様として今も多くの人々から信仰されているそうです。
まず目を引くのが、大麻比古神社の象徴ともなっているご神木。高さ22メートル、幹回りは8.3メートルにもなる樹齢1000年以上の楠は、鳴門市の天然記念物にも指定されている大木です。
注目ポイント 1
第一次世界大戦当時、坂東俘虜収容所で捕虜生活を過ごしたドイツ兵士が、すぐれた母国の土木技術を生かして大麻比古神社境内の丸山公園に造った橋で、日独両国民の友情の架け橋として大きな役割を果たしています。
注目ポイント 2
大麻比古神社内にあるこのミニチュア石橋は約75年前当時近くにあったドイツ兵俘虜収容所の兵士達が造った橋として残されています。
正月3ヶ日には30万人を超す参拝者で賑わい、樹齢1000年を超える御神木が迎えてくれるれ、方位除け、厄除けにご利益のある素敵な神社です。第一次世界大戦の中で捕虜になったドイツ兵が友好の証にと、作ってくれたドイツ橋やメガネ橋など見どころも満載です。
そして今回頂いた御朱印
南海道 一宮一覧
一宮 丹生都比売神社 令和元年6月26日参拝
一宮 伊太祁曽神社
淡路國 一宮 伊弉諾神宮
二宮 大和大国魂神社
阿波國 一宮 一宮神社
一宮 大麻比古神社 令和元年11月9日参拝
二宮 大水上神社
二宮 小村神社